何度言っても片付けない…。そんな場合にぜひ試して欲しい、子どもが片付けをしたくなる3つのコツをご紹介します。
■子どもの近くに行き、触れて話しかける
子どもは視野が狭く、楽しいことや興味のあることには没頭する生き物。何かに気を取られている間に、遠くから「片付けをしなさ~い」と話しかけられても、頭に入らない場合があります。返事がないからと何度も伝えているうちに、イライラし、怒鳴ってしまうこともありますよね。そんな場合の多くは、怒鳴られたところでやっとお母さんの声に気付いた子どもが「どうしてママ、いきなり怒ったんだろう?」と疑問に思うようです。
ですから、伝えたいことがあるとき、とくに子どもが何かをやっている間に話したい場合は、近くまで行って子どもに触れて話しかけましょう。触れられれば子どもも気付けますから、事情を聞いて素直に片付けを始めることができます。
■片付けをゲームに!
片付け自体が苦手でなかなか行動しない場合は、片付けをゲーム感覚で行えるように工夫するのがオススメ。「よ~し、ママはこっちから片付けるよ。どっちが多く片付けられるか競争ね!」と、2人の対決にしたり、「さぁ、10秒以内にできるかな? 10、9、8、7、6…」とカウントダウンすると楽しんで取り組めますよ。
■自分から片付けたら、きちんと褒めて認めてあげる
一度でも自分から片付けることがあれば、たっぷり褒めてあげましょう。お母さんに認められると、もっとやりたい、これからも続けたいと思うのが子どもです。自分で行動し、それが認められると「ママはちゃんと見て、気づいてくれた!」と喜びもひとしおです。
子どもは、怒鳴っても怒っても、「片付けたい!」とは思いません。ぜひ、片付けたくなるアプローチは?という視点で考えてください。片付けが楽しくできるようになると、それが習慣になって、自分からできるようになっていきますよ。
(Nao Kiyota)