女優の広瀬すずが、6月19日の誕生日までにやっておきたいことを明かした。4月12日に行われたアイスクリームの新CM発表会に出席した広瀬は、10代のうちにやってみたいこととして「高尾山登る!」と宣言。「10代最後じゃなくてもいい」と前置きしつつも、スタッフから高尾山に登ろうと誘われており、「それに行きたいと思っています」と答えた。
高尾山は東京の郊外にあり、都心から電車でアクセスできるのがメリット。山全体が高尾山薬王院の寺域となっており、ハイキングと寺院観光を同時に楽しめることから、最近は外国人観光客も増えている。その高尾山に登りたいという広瀬の発言に対して、一部のハイキング好きから懸念する声があがっているというのだ。
「高尾山は登山道が整備されており、登山というよりはハイキング気分で登れる山。恋愛成就が叶うパワースポットとして、制服姿で頂上まで登る女子校生の姿も珍しくありません。それゆえ女優業の多忙な広瀬がつかの間の休日を楽しむには絶好のスポットなのですが、難点はあまりに人気が高いこと。とくに週末は『山登りに来たと思ったら原宿並みだった』『ケーブルカーに乗るにはディズニーランド並みに並ぶ』というほどです」
そんなに人気が高いなら、広瀬が登りたいと思うのも無理はなさそうだが‥‥。
「その気持ちは分かりますが、広瀬のような有名人が来たら、パニックになるのは目に見えています。それも登山道の途中で大騒ぎになったら、足を踏み外して転落する人が出る恐れもあるでしょう。高尾山は気軽に登れる山ですが、それでも年間に100件ほどの遭難事故があり、予想できるトラブルはできるだけ避けたいもの。もし広瀬が登るなら、家族連れの少ない早朝に登り始めるといった配慮が必要でしょう」
登山客でごったがえす高尾山を人気絶頂の広瀬が登るのは、いわば原宿・竹下通りを広瀬が歩くようなもの。そう考えるとどれほどのパニックになるか、想像するだけでも恐ろしいことになりそうだ。
(白根麻子)