杉咲花主演ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の初回が4月17日放送され、平均視聴率は7.4%。同ドラマの前章にあたる井上真央主演「花より男子」は、2シーズン合わせての平均視聴率が20%を超える大ヒット作だっただけに、高視聴率が期待されたが、結果は惨敗と言えるだろう。
物語は、お金持ちの息子やお嬢様が通う英徳学園だが、陰湿ないじめ問題で退学者が激増。庶民が増え、学園の品位が下がることを危惧した大富豪の息子・神楽木晴(King & Princeの平野紫耀)率いるコレクト5は、寄付金未納者や授業料を滞納している生徒を見つけ出しては強制的に退学させる“庶民狩り”に興じていた。化粧品会社の社長令嬢だった江戸川音(杉咲)は、会社が倒産後、いつ退学を言い渡されるか怯えながら登校……というストーリー。
では視聴率不調の原因はどこにあるのか? ドラマを観た人の意見を聴くと「かつてのF4ほどの華がない」「C5? 顔面偏差値下がったなー」「これを見てF4の凄さに初めて気づいた。オーラもイケメン度も格が違いすぎる」など、前章でF4を演じた嵐の松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力の魅力からは数段劣って見えたようだ。
そんな中、株を上げたのは、音の父親役を演じている反町隆史。ネット上でも「結局、反町が1番イケメン!」との意見が多数を占めた。
テレビ誌ライターも「出演時間は少ないのに、爽やかなイケメンぶりが際立った」と称賛する。
「化粧品会社の社長という役なのですが、ハマっていましたね。立ち居振る舞いもスマートで、嫌みな感じもありませんでした。反町の意外な一面を見たような感じです」
会社倒産後は、漁船に乗って生活費を稼いでいるという設定なので、今後の出演は回想のみというのが惜しまれる。