春まっさかり。ポカポカ陽気がうれしい5月ですが、「夏バテ」ならぬ、「春バテ」に悩まされていませんか?
ウーマンウェルネス研究会の調査結果にコメントしている、東京有明医療大学教授の川嶋朗さんによると、春バテすると「だるい」「イライラ」「やる気がでない」など、自律神経の乱れによる症状が出るのだとか。とくに、睡眠にまつわる不調も、春バテ特有の症状なんだそうです。例えば、春になった途端、「朝の目覚めが悪い」「日中強い眠気に悩まされる」「夜なかなか寝付けない」などに悩まされている場合、春バテかもしれないそうですよ。
春バテの原因は、激しい寒暖差や新生活など、環境変化による自律神経の乱れにあるといわれています。「私、春バテかも……」と思った人は、スリープマスターのいる東京西川「ねむりの相談所」が紹介する、3つの対策を実践してみるのがよさそうです。このときのポイントは、体内時計のリズムを整えることにあるのだとか。
●毎日起きる時間と寝る時間を一定にする
●夜はぬるめのお湯に浸かってリラックスし、副交感神経を優位にして寝つきをよくする
●寝室環境(音・色・光・温度湿度)を整えて、睡眠の質を上げる
陽気とは裏腹に、知らず知らずのうちに体へのストレスがたまってしまう今の時期。時間・リラックス・環境の3つのアプローチで、「春バテ」改善を目指しましょう!