いまの子どもたちは、生まれたときから携帯電話の存在があって、それに慣れてしまっています。でも、40代の方の子ども時代は、携帯電話などありませんでした。そんな時代を思い出してか、ある女性専用掲示板に、40代の女性が次のような書き込みを投稿していました。
「携帯、ないほうがよかったよね。休みの日には映画館に行ったり本を読んだり…。運動会や発表会ではスマホ構えるんじゃなくて拍手がまず第一だったし。そういうのすっかりなくなった」
確かに、携帯が生まれたことによるコミュニケーションの変化は、昔のホットな心の交流が失われているような気もします。ジャーナリストの石川結貴さんは、実際に子どもたちから「LINEができないと学校でハブられる」「SNSの友だち関係に疲れた」などの声も上がっているといいます。
どこかでボタンをかけ違えてしまったかのような、いまのスマホ時代。あの頃を思い出し、真の心の交流を子どもたちに伝えてあげたいですね。