芸歴50年にして、芸能界のご意見番に君臨する和田アキ子。もはや業界内には和田にご注進できる者がほとんどいない女王様ぶりで知られているが、その圧力がついに居酒屋の店員にも向けられたとして、批判が寄せられているという。
5月17日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演した和田は、庶民的な回転寿司やお好み焼き店に出かけることもあるとのエピソードを披露。変装をしたうえで友人と一緒にその手の店を訪れ、飲み放題メニューを楽しんでいると明かした。ここで和田は店員に言われた一言にたいそう腹を立てたと語ったのである。
「和田はその手の店でガンガン飲み食いしていると、店員が30分前にラストオーダーを告げに来ると説明。2時間の飲み放題メニューなのに1時間半でラストオーダーになるのはおかしいと主張したのです。店側では飲み残しがあるからと説明するものの、和田は『待てと、誰を基準にしてんねん。私は1杯5分で飲める!』と主張。さらに『飲み放題ねんから、ラストオーダー、1時間55分で来いっちゅうの!』との要求を繰り出していました」(芸能ライター)
飲み放題のラストオーダーが制限時間の30分前というのは、一般市民にとっては常識。しかし庶民的なお店の事情を知らない和田にとってはガマンならなかったのだろう。であれば飲み放題にせず、好きなだけ単品メニューで酒を注文すれば良さそうなものだが‥‥。
「しかも和田はカメラをにらみつつ、『どこの店か分かるか? 渋谷の、ほらほらほら!!』と凄んでみせました。あの表情で威圧されたら、身に覚えのある店員はさぞや震え上がったことでしょう」(前出・芸能ライター)
この番組を観た多くの飲食店スタッフは「ウチの店ではカンベン!」と願ったことだろう。
(白根麻子)