月9ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)が、沢村一樹主演で7月からスタートすることがわかった。同ドラマは過去に2度、シリーズ化されている。
「刑事ドラマ『絶対零度』シリーズはこれまで10年と11年の2度にわたって放送され、いずれも平均13~14%と、まずまずの視聴率を記録しています。月9は昨年、『コード・ブルー』の第3シーズンを放送し成功を収めましたから、今回も過去の人気作を引っ張り出してきて、高視聴率の獲得を狙っているのでしょう」(テレビ誌記者)
しかし「絶対零度」といえば、これまでは上戸彩が主演を務めていた。それが新シリーズからは沢村へと主演が交代となっているわけだが、これには事情があるようだ。
「5月17日発売の『週刊文春』の取材によると、上戸側は、今やすっかりブランド力が落ちた月9枠を嫌がり、出演を断ったとのこと。ですが完全な降板ではなく、重要な脇役として登場するそうです。主演でなければ、視聴率が爆死したとしても批判は避けられますし、ヒットすれば自分の功績として評価される可能性もある。そのため今回は、ゲスト出演という保険をかけたのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
確かに最近の月9は、人気と実力に定評ある長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP」ですら、視聴率1ケタで不振が続いている。はたして、上戸がサブキャストとして登場する新月9は、どれほどの結果を残せるのだろうか。