中居正広の「野球愛」は若き天才ピアニストにも容赦なく向けられた! 5月30日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて中居が、クラシック界で史上最年少のプロデビューを果たしたピアニストの牛田智大を、鬼の形相でニラみつけたもの。
この日は「ナカイの窓×楽器の世界」と題して、牛田をはじめ5人の楽器奏者が出演。なかでも最年少となる18歳の牛田は「ショパン国際ピアノコンクール in Asia」にて小1だった08年から5年連続で部門1位という輝かしい実績を残しており、すでに6枚のCDをリリースしているプロのピアニストだ。
その牛田にピアノ歴や髪型などについてひとしきり話を聞いたところで、中居が唐突に「大谷系だよね?」と訊ねると、牛田は「ん?」と言いながら微妙な表情に。ここでサブMCの陣内智則が「大谷君って知ってる?」と確認すると、牛田は「えーとー‥‥」と言葉に窮したのである。
「ここで中居は目を大きく見開き、信じられないものを見たという鬼気迫る表情に。そして必死に思い出そうとする牛田に『この人は今だよ、大谷翔平は!』と呆れ顔で言い放ったのです。野球好きの中居としては、MLBでの大活躍がこれほど話題になっているなか、大谷選手のことを知らない若者がいることがとても信じられなかったのでしょう」(テレビ誌のライター)
そんな中居に対して視聴者からも「表情険しすぎ!」との声も寄せられていた。ただいくら牛田がピアノに没頭した生活を送っているとはいえ、決してスポーツについて何も知らない世間知らずというわけではないという。芸能記者が語る。
「牛田は長年の羽生結弦ファンで、小学生の時には名古屋のアイスショーで対面した経験もあり、羽生のインタビュー本『蒼い炎』も持っています。ソチ五輪のショートプログラムで羽生が使った『パリの散歩道』を原曲がギター曲にも関わらず自らのアルバムに収録したり、その後も羽生の使用曲をコンサートで披露するなど、羽生愛を存分に披露しているのです。それゆえ羽生が出演するニュース番組も観ているはずですが、同じニュースでエンゼルス大谷選手のことも扱っているにも関わらず、羽生の出演シーン以外には興味がないのかもしれませんね」
好きな対象にそれくらい没頭できるほうが、ピアノ演奏にも集中できるということか。やはり天才の感覚は一味違うようだ。
(金田麻有)