ウズベキスタンの男子フィギュアスケート選手で、浅田真央などトップ選手と仲がよく、日本好きでも知られるミーシャ・ジー選手が、羽生結弦選手を思いやるコメントをツイートしたことで、羽生選手のファンの間で賛同の声があがっているという。
「ミーシャ・ジー選手はツイッターで日本の公式アカウントを持っていて、日本語に訳して不定期に投稿しています。5月28日には、世間の人々が羽生選手のプライベートを大事にしないのはおかしいとツイートし、話題になったのです。ミーシャ・ジー選手は、みんなが彼のことを知りたがり、プライベートの交友関係をさらして一緒の写真を自身のSNSに投稿するのは、彼を一人の人間として大事にしていないことになると問題提起したんです。さらに、自分は友情を大切にしているから写真をやたらに撮らないし、それを投稿したりはしないと言っています。そのツイートに、羽生選手のファンから多くの賛成の意見が書き込まれています」(スポーツライター)
確かに、SNS全盛の今、写真がアップされれば一瞬で世界中に広まる時代だ。羽生選手のように世界中にファンがいる存在にとっては、どこにいてもいつ撮影され、ネットに載せられるかわからず、常に緊張を強いられることになるだろう。
ミーシャ・ジー選手の主張が、より一層、選手のプライバシーを守る方向に向かうきっかけになればいいのだが。
(芝公子)