6月1日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演した俳優の中村倫也。現在、連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)では永野芽郁演じるヒロイン・鈴愛から思いを寄せられる朝井正人を、日曜夜のドラマ「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系)では競艇好きで傲慢なところがあるシェフ・江口竜二を好演し、注目を集めている。
「スッキリ」ではMCを務めるお笑いコンビ・ハリセンボン近藤春菜が、ゲストとして訪れる俳優に対し「春菜を優しく起こして」という恒例の寸劇コーナーがあるのだが、この日は中村が近藤を起こすことに。これまでにも堤真一やディーン・フジオカなどが独特な起こし方を繰り広げてきたのだが、中村は寸劇を見ていた番組アシスタントを務める水卜麻美アナまでを赤面させるほど“まるで恋人”のような迫真の演技を見せた。
「このコーナーでこれまでに近藤を起こしてきた俳優たちは、誰もが真剣に演じることなく、笑いながら冗談半分で演じていたんです。ところが中村はスタートの声がかかった瞬間から近藤の寝顔を近距離でのぞき込んだり優しく髪をかき上げたりし、最終的には起きない近藤に『もう起きるのやめよう』と耳元で優しくささやきながら、近藤の背後にぴたりと寄り添うという、一切笑いのない真剣な即興劇を演じてみせたんです。これには近藤も本気で頬を赤らめていましたが、見ていた水卜アナは途中から息を飲み、中村が添い寝をした時には小さく『あっ』と声をあげて赤面したほど。中村の一瞬にして恋人を演じた集中力の高さは素晴らしかったです」(テレビ誌ライター)
近藤と水卜アナを本気でときめかせた中村。近藤からは「大器!」と絶賛されていたが、視聴者も同様に感じたのでは。