長澤まさみ主演ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)の第9話が6月4日に放送され、平均視聴率は自己最高の9.5%をマークした。また、この日放送のラストでは、映画化されることを発表。これに対し視聴者からは「月9よりも映画のほうが向いてるかも。一般受けよりも好きな人がハマるタイプの作品」「長澤まさみの綺麗さがよくわかった。演技も上手い。映画楽しみ」との意見もあれば、「映画化するほどの内容のドラマではないと思う」「確かに面白いけど映画にするほどのものではない」など賛否が分かれた。
この発表に、芸能ジャーナリストは「懸念は東出昌大の声」という。
「主人公のダー子(長澤)やリチャード(小日向文世)に振り回される小心者のボクちゃんを演じている東出ですが、とにかく声に魅力がない。視聴者からも『寝起きみたいな声で、キレがない』『何言ってんだか聞き取れない』『ノドの奥から変な声を出す東出が苦手』など、不評です。あの声を映画館のスピーカーで聞くのはキツイ」
平均視聴率が10%にも満たない作品の映画化には、興行的に首をかしげざるを得ない。だが、平均視聴率12.5%だった同局の小栗旬主演ドラマ「信長協奏曲」は、興行収入が46億円超えした前例もある。映画「コンフィデンスマンJP」がどれほどの成績を残せるかに注目したい。