サッカーW杯ロシア大会に挑む日本代表のメンバーが発表された。後は親善試合を2試合こなし、6月19日のコロンビア戦を待つばかり。となれば、黙っていられないのは、サッカー経験を持つジャニーズたちだ。運動神経抜群のイケメン大国には、その実績と博学ぶりが自慢の者も少なくない。
今回のW杯でビッグビジネスをつかんだのは、間違いなくNEWS・手越祐也だろう。肉食系のイメージだが、サッカーに対する思いはガチだ。専門記者に話を聞いた。
「彼は日本テレビ系中継のメインキャスターを務めます。スペシャルキャスターの明石家さんまを差し置いての“メイン”で、前回のブラジル大会に続く続投。幼稚園から始めたサッカーは、今でもオフのすべてを費やすほどの熱の入れようで、キャリアは24年。おそらく、ジャニーズ最長でしょう。サッカー番組『サッカー★アース』(日本テレビ系)でもメインMCを務めており、その安定感は好評です」
サッカー雑誌の「ワールドサッカーキング」で「蹴球王にオレはなる!!」を、「ストライカーDX」で「手越祐也の足ワザトリックスターへの道」という2本の連載を抱えている。
NEWSで雑誌連載というと、小説家として今なお活動中の加藤シゲアキが想起されるが、手越は専門分野でフルパワーを発揮中なのだ。一方では、こんなパターンもある。
「サッカーきっかけでアイドルになった人がいます。Kis-My-Ft2の北山宏光です。中学生まではサッカー三昧。サッカー推薦で堀越高等学校の体育コースに入学して、校内で山下智久がキャーキャー言われていたことでジャニーズに興味を持ち、履歴書を送付。入所に至っています」(アイドル誌ライター)
ジャニーズのオーディションの日、ジャニー喜多川社長から直接、「日サロ?」と話しかけられたほど日焼けしていた北山。サッカー焼けがジャニーさんにインパクトを与えたのか、研修生として合格した。現在は、尊敬する中居正広があらゆるスポーツに挑戦する年1の日テレ系スポーツ特番で、サッカーのチームメイトとしてお声がかかる。
W杯テレビ朝日のサッカー中継プレゼンターに就任したのは、関ジャニ∞・村上信五だ。趣味はフットサルで、手越と同じく休日は決まって球を蹴る。13年の夏には、フットサルの練習後に脱水症状を起こしたほどである。
Hey!Say!JUMP・山田涼介は小学校5年生のとき、地元・神奈川県の湘南ベルマーレのジュニアに合格。およそ1年間、ベルマーレで選手としてプレーした。しかし、ジャニーズオーディションに合格したことで、プロサッカー選手の夢からアイドルへと方向転換している。
“サッカーキング”手越を脅かす、スゴ腕ならぬ、スゴ足の持ち主はこんなにいる。4年後は、さすがの手越もウカウカしていられない!?
(北村ともこ)