1人のセレブ独身男性を20名の女性が奪い合う「婚活サバイバル」リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」(Amazon)。このシーズン2の配信開始に伴い、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァがCMキャラクターに起用されていたのだが、後に指原莉乃にスイッチした。
ゆりやんといえば、ハリウッド女優風に扮し英語風のスピーチをするネタがある。同CMでもブロンド女優にドレスアップして「I Love Bachelor」と、インタビューに答えている。ゆりやんにしてみれば鉄板の持ちネタなのだが、視聴者からはイマイチ受けがよくない。その書き込みの一部を紹介すると「バチェラーのCM本当に苦手」「バチェラーのCM、ゆりやんバージョンがぶっちゃけウザい」「最近ゆりやんのバチェラーのCM多くて流れるたびイラッとする」など、不快感を訴える人が続出しているのだ。
ゆりやんがここまで敬遠されるのはなぜなのか。芸能ジャーナリストに聞いた。
「17年に日本テレビで主催している『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)の初代チヤンピオンになったのがきっかけだと思います。この時の出場者で知名度があったのは、ニッチェとアジアンくらい。最も面白い女性お笑い芸人を決めるコンテストと言いながら、実力者はほとんど出ていませんでした。視聴者からすれば、この結果は到底受け入れられなかったのに、副賞だった同局のレギュラー番組の中から視聴率合計100%分の番組に出演出来る権利を得て、散々持ち上げられたんです。それが視聴者には『調子に乗ってる』『ウザい』となったのでしょう」
いっそ、新ネタでイメージチェンジを図ったほうがいいかもしれない。