6月14日に最終回を迎える「モンテ・クリスト伯」(フジテレビ系)。最終回は2時間の拡大枠で放送される。初回から第8話までの平均視聴率は6.1%と芳しくないものの“視聴満足度の高いドラマ”と言われており、これまでに見たことがなかった人や連続視聴から脱落した人も単発2時間ドラマだと思って見てみるのもいいかもしれない。
ところが最終回前の6月10日「ボクらの時代」(フジテレビ系)で「モンテ・クリスト伯を降板しろ!」と言われた役者がいる。ディーン・フジオカ演じるモンテ・クリスト・真海こと柴門暖を15年前に裏切った神楽清を演じる新井浩文だ。
新井はドラマで共演している三浦誠己とお笑い芸人・千原ジュニアの3人で同番組に出演。元お笑い芸人だった三浦は芸人時代から千原を慕い、新井もまた千原とプライベートでの親交があることからこの鼎談となったという。
「新井によると、デビュー前の18歳か19歳の頃に行きつけの屋台で星田英利こと旧芸名“ほっしゃん。”と仲よくなり、好きなお笑い芸人は誰かと質問され『ウチはしゃべりがおもしろいのが好きで、身体の動きとかそういう系で笑わせるのとかってダメなんすよねぇ。だから岡村とかダメなんすよぉ』と答えると『新井君はまだ芸能界に身を置いているわけではないけれど、先輩には“さん”をつけなきゃいけないんじゃないか』と指摘されたのだとか。そこで新井が『なんで知らない人に“さん”付けなきゃいけないんすか?』と言い返したことから口ゲンカに発展したそうで、それを聞いた千原が新井に向かって『モンテ・クリスト伯を降板しろ!』と大声をあげたんです。新井は千原の大声を聞いても『ガキの頃の話っすからね』と表情を変えずに言っていたため、ネット上では『ナインティナイン・岡村隆史をサゲることでジュニアをアゲてる?』『これは新井なりの千原ジュニアに対する称賛では』といった声が続出したようです」(テレビ誌ライター)
見た目がふてぶてしい新井が、中身までふてぶてしかったことで、晴れやかな日曜の朝を迎えた人はおそらく皆無だっただろう。