長瀬智也よ、お前もか。誰しもが逃れることができない「老化」について、トップアイドルが赤裸々にカミングアウトした。6月12日に行われた長瀬主演映画「空飛ぶタイヤ」のイベントにて、白髪と老眼についてあけすけに語ったもの。
この日は同映画の主題歌にからめた川柳のコンテストを実施。ここで「あっ、白髪! 抜きたい、つかめぬ 遠近感…」との川柳が紹介されると、長瀬は「最近(目が)きましたね。鏡とか見ても分かりにくくなっちゃって」とのコメントだ。さらにTKOの木下隆行が鼻毛の白髪について語ると、長瀬も「僕も全然ありますよ。ヒゲとかもスゴいですよ」と、白髪についても認めたのである。
「老眼は40代から増え、早い人では30代後半から症状を自覚するように。そして白髪は生えはじめる年齢の平均が男性で34歳、女性で35歳とされており、40歳にもなればほとんどの人が1本や2本は白髪を発見します。ですから、11月に40歳の誕生日を迎える長瀬が老眼や白髪を自覚するのは普通のことですが、アイドルの立場で堂々とカミングアウトしたことには驚きますね」(美容系のライター)
そんな長瀬の告白にファンからは「もうそんな歳なのか」「生身の人間だから当たりまえだろう」といった印象が続出。その一方で「長瀬クンだって白髪なんだから私も心配しなくていいんだ!」と、自分を勇気づける声も聞こえてくるという。
「多くの芸能人は白髪や老眼といった老化現象を『見た目の衰え』と捉えて隠しとおすもの。そこをあえて包み隠さず告白した長瀬は『年齢を重ねることにも味がある』との考えなのかもしれません。今回の映画で長瀬は運送会社の二代目社長を演じていますが、これも白髪や老眼に悩むアラフォーだからこそ似合う役のはず。そんな長瀬を見ればファンのほうも、自らの老化を受け入れやすいのでは」(芸能ライター)
この調子で長瀬はいずれ、還暦アイドルとして活躍してくれるのかもしれない。
(白根麻子)