風邪というと寒い季節のイメージがありますが、夏風邪は実にやっかい。夏は免疫力が落ちやすいため、長引くともいわれるからです。夏だからと油断せず、しっかりと対策しておきたいですね。
ところで、風邪“あるある”ですが、あなたの周りで一人くらいは、「この人、風邪で寝込んでいるのを見たことも聞いたこともない」という人がいるのでは? そんな人にはどんな秘密が隠されているのか、夏風邪対策のヒントとしてみていきましょう。
素人でも考えつくのが「免疫力が高い」ということですが、免疫力を上げるにはどうすればいいのでしょうか? 外科医である新谷弘実さんの著書「免疫力を高める生き方」(マガジンハウス刊)によると、まずは「細胞を元気にすること」が大事なんだとか。そのためにも、「腸のデトックス」「酵素・ミネラル・ビタミンをしっかり摂る」「無理をせず睡眠をしっかり取る」ことの3つを勧めています。これらのアプローチ、意識するとよさそうですね。
また、メジャーリーグ・シアトルマリナーズトレーナーの森本貴義さん監修「カラダ×ココロ改善計画 デキるビジネスマンは『脳』より『身体』を鍛える」(PHP研究所刊)によると、風邪をひきやすい人は口呼吸なんだそう。空気中の埃や細菌を口から吸いこむことから、風邪をひきやすくなるんだとか。なので、鼻呼吸を意識するとよいかもしれませんね。
これらは一部でしかありませんが、風邪をひきやすい人とひきにくい人の違いは確かにありそうです。あなたの周りの“風邪をひかない人”に、一度秘訣を聞いてみるといいかもしれませんね。それと同時に、ここで紹介した、風邪をひきにくくする身体づくりも、日頃から心がけたいですね。