6月14日発売の「週刊文春」にてスクープされた、NEWS手越祐也の夜遊び問題。記事によると昨年12月の深夜、東京・六本木の会員制ダーツバーにて17歳と19歳の女性タレントが参加してのパーティーに興じていたという。
そのうち17歳の女性タレントは、規律上の問題などから所属事務所が6月11日付で契約を解除。手越のパーティーに足を運んだことで、芸能人生命を絶たれる結果となった。そして彼女のように手越がらみで芸能生活にピリオドを打つ女性タレントが、今後続出する可能性があるというのだ。週刊誌の記者が声を潜める。
「今回の件を巡っては週刊誌などのメディアに留まらず、広告業界や放送業界でも『手越と飲んだことのある未成年女性』の洗い出しを始めています。もしCMや番組に起用していたら、該当する女性タレントを起用した側にも火の粉が飛んでくる恐れがありますからね。しかし十代の女優やアイドルは星の数ほどいて、その全員を疑っていたらキリがないのも事実。本人はマジメでも、遊び人の先輩に誘われて飲み会に参加するケースもありますし、多くのタレントが戦々恐々となっている状況です」
この時期は夏に向けて、様々なイベントが計画されている段階。その中には身辺調査の結果、重要なポジションで起用予定だった女性タレントを外しにかかるケースも現れているという。そのためイベント主催者の中にはいま、あわてて資料を作り変えている例もあるというのだ。
「この手越案件で厄介なのは、実際に飲酒したかどうかには関係なく、未成年者が飲み会に参加していただけで“アウト”になること。とくに東京都では条例により『深夜外出の制限』や『深夜における興行場等への立入りの制限』が定められており、18歳未満の青少年は正当な理由がある場合を除き、午後11時~午前4時に外出していてはいけないのです。そのため、たとえば『私は17歳だから飲みません』と宣言していたとしても、酒の場にいる時点でもう言い逃れはできないことに。身の覚えのある未成年タレントはいくらでもいることでしょう」(前出・週刊誌記者)
いまや手越周辺では犯人探しならぬ「未成年の飲み会参加者」探しが始まっているという。この調子で芋づる式に未成年タレントが次々と活動停止になったら、この夏の芸能界には激震が走りそうだ。
(金田麻有)