7月スタートの新ドラマ「サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系)でヒロイン・黒木さやかを演じる波瑠。15年下半期放送の「あさが来た」(NHK)でヒロイン・あさを演じたことでその名前が全国区に知れ渡ってからというもの、単発も入れると9本ものドラマに出演しているのだから、まさに“売れっ子女優”と呼べるだろう。
今年に入ってからも1月期放送「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(日本テレビ系)、4月期放送「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)と休むことなくメインキャストとして出演し、3月には阿部寛主演の単発ドラマ「スニッファー嗅覚捜査官 スペシャル」(NHK)にも出演している。それゆえ、売れっ子の悲しい宿命ともいえる視聴者の反応も出始めているという。
「波瑠のドラマはもうお腹いっぱい、といった声が起きているんです。波瑠は下積み時代が長かったことから、現在の休みがない売れっ子状態に感謝しているそうですが、視聴者のほうが食傷気味で参り始めているようです。その高い演技力から、波瑠は老若男女問わず支持されている稀有な女優ですが、ここまで極度に使い回したら飽きられるのも当然。さらに今秋は主演を務める『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』と主演の有村架純を支えるメインキャストとして出演する『コーヒーが冷めないうちに』という2本の映画公開が控えています。“見飽きた”が“ゲンナリ”に変わってしまわないうちに、少し休んだほうがいいように思います」(映画誌ライター)
華奢でおとなしそうに見えるが、ガッツとメンタルの強さには定評のある波瑠。新ドラマでも、上司から半年以内に結婚しないとクビを宣告されたアラサーの雑誌編集者・さやかを、きっとパワフルに演じてくれることだろう。