ロックバンド・シーナ&ロケッツの鮎川誠が6月26日、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の中で大ヒット曲「You May Dream」が使われたことについて「幸せに思う」とツイッターに呟き、それに対して脚本家の北川悦吏子氏が「わあ。すごく嬉しいです」と返信。そのツイートの中で、ある大ヒットドラマの秘話が明かされ話題を呼んでいる。
「朝ドラの中でヒロイン鈴愛の親友・裕子がドラマの中で度々口ずさみ、ネットでも『シナロケのユーメイドリームが朝ドラで聴けるなんて!』といったコメントが上がり、中には『裕子が何度も歌う。いつも最初の部分だけ。なんて切なくて残酷なシーンなの。北川悦吏子半端ないって!』といった書き込みまで躍りました」(エンタメ誌ライター)
「You May Dream」は、1979年に発売されたシーナ&ロケッツの2ndシングル曲。日本航空のキャンペーンCMソングにも選ばれた代表曲でもある。
「これに対して脚本家の北川悦吏子氏は『昔私は、You May Dreamが大好きな、18歳でした。朝もやの湖に水晶の船を浮かべて、ちょっとだけ触れる感じのくちづけをかわす、というフレーズになぞらえて木村拓哉くんと深津さんの『空から降る一億の星』というドラマの最終回を描きました』と、月9ドラマのラストがYou May Dreamの歌詞からの着想だったことを初告白。するとネットでは〈あのドラマは衝撃でした!今でも心に残ってます!久々にみようか〉〈愛していると言ってくれのパロディとか空から降る一億の星のパロディとかやってそれを豊川悦司とか井川遥にやらせたら面白い〉などと大反響です」(前出・エンタメ誌ライター)
そんな秘話に続いて、朝ドラの中では思わぬ“サプライズ”も用意されていた。
「27日の放送では、鈴愛の幼なじみ・律の結婚相手となる“より子”が、俳優・石橋凌と原田美枝子の次女で女優の石橋静河であることが明かされました。じつは石橋は、5月6日に放送された福岡発の地域ドラマ『You May Dream』(NHK-BS)の中でシーナ役を演じているんです。この驚きの展開には〈裕子の好きなYou May Dream歌ってた人が、律の結婚相手!!〉〈シーナさんを演じた石橋静河さんが出たなんて!〉とドラマファンの間で話題が沸騰しています」(テレビ誌記者)
石橋静河は、昨年公開された「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」で主演を果たし、ブルーリボン賞新人賞を獲得した新進気鋭の注目女優。秘話、伏線、サプライズ…朝ドラ「半分、青い。」は、やはり半端ない!?
(窪田史朗)