冷えは万病のもとといわれるように、女性にとっては深刻な問題ですよね。とくにやっかいなのが、夏のオフィスの冷房。あなたはどんな対策をしていますか?
対策として一般的なのが、ひざ掛けや何か1枚羽織る、などでしょう。冷房の温度を上げてもらうのも一つの方法です。実はそれらに加え、食べ物にも気を配り、「陽の食材」を取る方法もあるんです。
東京有明医療大学教授の川嶋朗さんの著書「川嶋朗式『冷えとり』で体内酵素を活性化する方法」(主婦の友社刊)によると、陰性の食べ物は身体を冷やし、陽性の食べ物は身体を温めるといわれているのだとか。なので、体の冷えているときには陰性の食材を避け、陽性の食材を選ぶことも考えましょう。
陰性の食材にはコーヒー、日本茶、白砂糖、チョコレートなどがあり、これらはオフィスでついつい口にしてしまいますが、できるだけ控えましょう。一方、陽性の食材には、ごま、チーズ、干し芋、ナッツ類などがあるので、おやつのチョイスにはこれらを選んでみるのがよさそうです。
医師の渡邉賀子さんの著書「オトナ女子のためのホッと冷えとり手帖」(主婦の友社刊)には、夏に冷房で冷え過ぎると、冷房のダメージが残ってしまい、秋冷えになる人も増えていると書かれています。そうならないよう、夏の冷えは夏の間に対策しておきましょう。