タレントの“マチャミ”こと久本雅美が7月10日、舞台「マチャミの婚前披露宴」公演の合同取材会に出席し、結婚への憧れなどについて語った。
9日、還暦を迎えた久本は、記者から“死ぬまでにしたい10のこと”を尋ねられると、「(結婚情報誌)ゼクシィを買う」ことや「“主人がいつもお世話になっています”と言う」ことなどを挙げ、相変わらず結婚への強い想いを語ったが、仮に好きな人からプロポーズされ、“仕事を辞めて家庭に入ってほしい”と要請された場合はどうするか、との問いには「仕事が好きなんで正直無理かなぁ」と答えている。
「常日頃からバラエティ番組で結婚への熱い想いを語ってきた久本ですが、仕事への情熱は完全に結婚を上回っているようです。“家庭に入り家事だけをしてくれ”と頼まれたら、いくら好きな人でも『多分無理』というくらいですからね。仕事への向き合い方や思い入れは周囲が想像する以上に強いといえるかもしれません」(テレビ誌ライター)
劇団WAHAHA本舗を立ち上げ、当初は下ネタ全開の“なんでもアリ芸人”として突っ走ってきた久本だが、仕事を極めれば極めるほどに、理想の伴侶を探す作業からは遠のいていったとも言えるだろう。
「かつてダウンタウンの松本人志が自身のラジオで、『男性芸人はブレイクと比例するように異性からチヤホヤされるものの、女性芸人は売れれば売れるほど異性との交際が困難になる』と語っていたように、一部の例外を除いて、奮闘する女性芸人にはよくある悩みのタネでしょう。さらに松本は『男性芸人の頑張るモチベーションは“モテたいから”。でも、女性芸人は売れればモテづらくなることを承知した上で頑張るから、お笑いへの熱意でいえば、男性芸人よりも女性芸人の方が純粋で強い』とも分析しています。久本雅美はまさにこの典型的なケースかもしれませんね」(前出・テレビ誌ライター)
結婚はしたいが、仕事はもっと大事。マチャミが一石二鳥を実現できる日は一体いつになるだろうか?
(木村慎吾)