朝のテレビ小説「半分、青い。」で飽きっぽいが心優しい好青年、主人公の結婚相手である涼次を演じ、一躍知名度を上げた間宮祥太朗。
ヤクザやオタク、ハーフのイケメン高校生など、様々な役をこなしていることから「カメレオン俳優」との異名を取る。一般的に「カメレオン」と称される俳優は薄い顔立ちが多いのだが、間宮は比較的濃い顔立ち。本人も「朝向きの顔でない」と思っていたようで、朝ドラのオファーが来た時には驚いたとか。
そんな間宮のデビューのきっかけは、中学1年生の時に3年生の先輩に「放課後、学食の裏に来い」と呼び出されたこと。ビクビクしながら赴くと、その先輩は雑誌モデルをしていて、撮影に一緒に参加してほしいということだった。さらに、その掲載誌を映像関係のプロデューサーが見て…と、まさに絵に描いたような道のりで今日に至っている。
先輩による“スカウト”も、濃い顔立ちが目立っていたからなのだろう。しかし、正統派の二枚目の役は未だ来ず“絶賛募集中”とか。
人見知りをしない性格で、芸能界にも仲の良い友人はたくさんいるようだ。特に千葉雄大や矢本悠馬とは仲が良く、男3人でディズニーランドにも行ったりする仲。年齢は間宮が一番下だが、矢本とは下の名前で呼び合い、千葉雄大のことは「千葉」もしくは「じじい」と間宮が呼び、4歳年上の千葉は間宮のことを「祥ちゃん」と呼んでいる。
「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に間宮が出演した際、VTRコメントに千葉雄大と矢本悠馬がそれぞれ出演したが、2人とも間宮のことを「やきもち焼き」「人との距離が近い」と証言。間宮本人もボディタッチが多いことを自覚しており、千葉の顎を撫でたり、成田凌を膝枕して頭をなでたりしていると話し、司会の上田晋也と藤木直人を引かせていた。
現在、加藤シゲアキ主演のドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日本テレビ系)にクールなリアリスト役で出演しているが、バラエティ番組で見せるお茶目で人懐っこさとのギャップが魅力の俳優だ。
(琴葉)