数あるファッションアイテムの中でも、夏に大活躍するのが「サンダル」。でも、サンダルによっては、足のみならず、全身のトラブルを招くこともあるそうなんです。そこで、フットケアスぺシャリストの桜井祐子さんに、トラブルを防ぐサンダルの選び方をうかがいました。
サンダルは、足首やかかと、足の甲の支えが不十分になりやすく、バランスを取るために上体が前傾したり、左右に揺れながらなどの不自然な姿勢で歩いたりすることになるのだとか。すると、サンダルダコのような足のトラブルだけでなく、膝から腰、肩こりなど、全身のトラブルにつながる危険性があるそうなのです。
姿勢が悪いまま歩行を続ければ、負担が一部分に偏ったり体がゆがんだりして、ボディラインにも悪影響を及ぼす可能性がありますから、注意したいですよね。では、せっかくのおしゃれがトラブルの元にならないようにするには、どうすればよいのでしょうか。
桜井さんによると、安定感のある歩行のためには、「足の甲全体を覆うストラップのあるサンダル」がオススメだとか。甲全体をサンダルで覆うことで、かかととつま先のずれが少なくなれば、大きな歩幅で早く歩くこともできますよね。
また、「太くて安定感のあるヒールもの」がよいのだそう。ヒールの高さは3cmまで、アンクルストラップがあるもの、かかとがヒール部にまっすぐ乗るもの、かかとが乗る部分がフラットになっているものなどが、足の安定感を支えてトラブルを防ぐそうですよ。
どんなサンダルを選ぶかは、自身の足を守ることにもつながるようです。足への負担を考慮したうえで、お気に入りのデザインを選ぶようにすると、おしゃれもしっかり楽しめますね。ぜひ、サンダル選びの参考にしてみてください。