7月25日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した猪瀬直樹氏と蜷川有紀。2人は今年5月に婚約。71歳の猪瀬氏と57歳の蜷川との婚約は“熟年の星”と呼ばれている。
この日、馴れ初めを語った2人によると、46歳で女優から画家へと転向した蜷川は、ダンテの「神曲」についての絵画を描くため、各界の知識人から話を聞いていたところ、知人から猪瀬氏を紹介されたとのこと。16年に猪瀬氏の事務所を訪ねて話を聞いていた蜷川は、30分ほど経った頃、猪瀬氏から突然「僕は一緒に住んでもいいけど」と言われ、何を言われているのかわからず驚いたと振り返った。
「猪瀬氏は都知事としてオリンピック招致に奔走していた13年に前妻の悪性脳腫瘍が見つかり、招致活動が佳境に入った7月21日に享年65歳で前妻を亡くしています。猪瀬氏はその後、都知事選に出馬する直前に医療法人徳洲会から現金5000万円を受け取ったという金銭スキャンダルが発覚。当時使ったとされるバッグの中に5000万円と同じ大きさの発泡スチロールを入れて見せるもチャックが閉まらないという都議会で行われた集中審議の様子が動画公開され、まるでコントのようだと話題になりました。番組MCの黒柳徹子が猪瀬氏に『あなたがカバンのチャックを閉められないとかさんざん言われてた後に蜷川さんとお知り合いになったのね』と2人の出会った時期を“徹子節”で確認した時はさすがだなと感心しましたが、その他は熟年2人が番組中に見つめ合う熱い視線や、お互いを『インテリジェンスを持っていらっしゃる方』『天然なところがあるのは前妻と一緒。感受性に優れている。柔らかい視点で物事を鋭くつかむ』などと言葉で褒め合う様子に当てられたのか、『お2人はお似合いね』と言うばかり。ゲストに対するムチャぶりやマイペースぶりで有名な黒柳ですが、いつものような鋭いツッコミはゼロでした」(テレビ誌ライター)
あたかも熟年バカップルのような2人のラブラブぶりが、黒柳の“口撃力”を奪ったのかもしれない。