今回は珍しく世間の共感を得られたようだ。
バイオリニストの高嶋ちさ子が7月26日に放送されたバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に出演。食事会中に女性が見せた咄嗟の言動を厳しく責めた。
今回、番組では高嶋の仕事終わりの過ごし方に密着。超せっかちな性格ということもあって、買い物中は販売員を容赦なく急かしたり、召使いのように荒っぽく接するなど、いかにも批判を浴びそうな場面が目立っていた。しかし、そんな中で高嶋の言動が珍しく評価されたワンシーンがある。
高嶋がプロデュースしているバイオリン・アンサンブルチーム「12人のヴァイオリニスト」のメンバー数名との食事会でのこと。楽しく食事会が進む中、あるメンバーが「かなも玉ねぎ取って」と他のメンバーにお願いしているのを見た途端、高嶋は「気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ」と暴言を吐いた。
高嶋はそのメンバーに「自分のこと『かな』って言うの?」と問い詰め、スタッフが「自分の名前を自分で呼ぶのムカつきます?」と確認すると、「ムカッとくる」と主張。また、高嶋は「自分の子どもを『ちゃん』付けする人も好きじゃない。大学生とかにもなった子供に『うちの◯◯ちゃんが~』とかさ」と、子どもをちゃん付けで呼ぶ親にも激しく不快感を露わにした。
いつもなら「性格がキツい」「何様」「ハラスメントだ」と世間から非難を受けるところだが、しかし今回に限っては一定の支持を得られているようだ。
「高嶋の毒舌が炎上することは日常茶飯事。それは我が強く自己中的な発言が世間的になかなか理解されないから。ですが、今回の“自分のことを名前で呼ぶ”ことへの嫌悪感は視聴者も一様に感じていたようで、『社会人で自分のことを自分の名前で呼ぶのは引くな』『今回ばかりは高嶋が正論』『こういう女にはそれぐらい厳しく言っていいだろ』と珍しく共感を得られています」(エンタメ誌ライター)
実生活では、自分のことを名前で呼ぶ女子に不快感を覚えても、本人には直接言いにくいもの。それを代弁してくれた高嶋の指摘にスカッとしたという人も多かったようだ。
(本多ヒロシ)