8月1日放送の「半分、青い。」(NHK)第105話で、永野芽郁演じる鈴愛が間宮祥太朗演じる夫の涼次から「退路を断ちたい」「家族は邪魔になる」と離婚を切り出され、「死んでくれ」と返したことが大きな波紋を呼んだ。
さらに同日、脚本担当の北川悦吏子氏が自身のツイッターに「物を創ることに憑かれた人が負う、罪、というのもが、私はあると感じているのです。社会性、とか人間性、ということとは、別のパワーと思って」「私の回りの、本物のクリエーターたちは、やはり、家族を持つことが出来なかったんです。それは、どうしてか、っていうと、『孤独』で『ひとり』でないと、立ち上がらないものがある、と私なんかは思います」と持論を投稿。さらに自身も今回の朝ドラの脚本を書くために「この一年半、私は家族を捨ててたのも同然です。なにも関知しなかった。そうじゃないと書けなかった。こんなハンパな作家の私ですら、そうなんです」と体験談を語ったことで、ネット上では「そんなドラマは朝から気分が悪くなるのでもう見ません」など、批判的な声が相次いだ。
「“アンチ北川派”はツイッター上で『#半分青い反省会』『#半分白目』といったハッシュタグを付けて活発に批判しているようです。また、夕方に再放送している2011年下半期に放送していた尾野真千子主演の朝ドラ『カーネーション』を見て、鈴愛や涼次のセリフに疲弊した心を癒している人も少なくないようで『同じ朝ドラなのにすごく感動』『こういう心が温まるドラマが見たいのに』『朝ドラと夕方再放送を逆にオンエアしてみては?』といった声もあるのだとか」(テレビ誌ライター)
離婚した鈴愛と再婚すると言われている佐藤健演じる律は、現在はまだ石橋静河演じるより子と結婚している。残りはあと2カ月足らず。この後、どんな展開が待ち受けているのだろうか。