タレントの北斗晶が夫の佐々木健介とともに、8月5日放送のバラエティ番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。熱い夫婦の絆を見せた。
この日は中尾彬、池波志乃夫妻と夫婦対談を行ったのだが、中尾夫妻が4月に“終活”についての著書「終活夫婦」を発売していることから、話題は人生の最期を迎えるための活動である終活について。北斗は池波と仕事で共演したことをきっかけに終活ノートを購入し、終活をスタートさせたことを報告している。
中尾は「(年齢的に)順序から言ったら私が先(になくなる)」と語り、池波も「年齢的に順番とは限らないけど、順番にしたいなと思います」と、中尾の最期を見届けてから人生を終えたいと話していたが、北斗も同様の意見を持っていると説明。そのため、自身がガンになった時は「この人(佐々木)を一日でも先に逝かさないと」「言い方悪いですけど『私より先に死んでくれ』って」という感情が芽生えていたと明かしている。
北斗は、夫が故郷の九州を離れ、北斗の実家の近くに住んでいるという事情にも触れ、「私が逝っちゃったら寂しいだろうなって思うんで…今はうるせえと思っていても」と、自分がいなくなった生活に佐々木が耐えられないのでは?という心配からの発言であることを照れながら補足している。
これに佐々木は「(うるさいとは)ちょっとしか思ってないよ」と笑顔で返し、2人で微笑み返すなど、夫婦関係が円満なことを見せつけた。
この深イイ美談には感動の声が多く寄せられたが、一部視聴者からは「この人が何を言っても響かない」「この人、めちゃくちゃだから全然美談に聞こえない」という声もあがった。以前放送された番組での北斗の行状が関係しているようだ。
「7月8日に放送されたロケ番組『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)に北斗がゲスト出演したとき、彼女の傍若無人な振る舞いに批判が殺到したことがありました。大行列ができていた人気かき氷店で客から次々とかき氷をひと口もらいながら混雑する店内を歩き回ったり、自分の希望で入ったドーナツ屋で食べて平気で『普通』と評価したり、案内役だったハライチ・澤部佑が上手く案内できずにいるとぶつぶつ不満を言ったり。最後には澤部も『嫌だこのメンバー。すいません今日は。みなさん、また来週』と本音をこぼしてお手上げ状態でした。北斗のイメージが随分下がってしまいましたね」(エンタメ誌ライター)
こうした野次にめげず、北斗には今まで以上に家族への愛を貫いてほしい。
(権田力也)