お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬が8月12日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。デヴィ夫人から「ダジャレがつまらない」「すごく苦手」とケチョンケチョンに罵られたことに対し、見事な切り返しをみせた。
事の発端は、7日に『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演したデヴィ夫人が小沢について、「すごく苦手なんですよ。一日中ダジャレを言ってて、それがつまらない。全然面白くないんですよ。私にとっては拷問」などと一蹴した件である。
『ワイドナショー』でデヴィ夫人によるこの辛辣なコメントが取り上げられると、小沢は「(デヴィ夫人の気持ちも)分かるんです。理由も思い当たるフシがあるんです。2日間、東京から栃木まで一緒に旅をする番組があったんですが、頑張ろうという僕の気持ちがうまく伝わらなかった」とその経緯を説明し、「ヒトのことを“嫌い”って言うのにはパワーがいる。それを女性にさせてしまった俺が悪い」と猛省。辛口発言の原因は自分にあるとして悔やんだ。
「人気番組で全国的に『苦手』『つまらない』『全然面白くない』などと酷評されてしまった小沢ですが、『ワイドナショー』ではこれに一切反論することなく、終始自分を責め続けました。さらに女性への気遣いと優しさに満ちたコメントで返したことから、ネット上では『人柄の良さが見ていて伝わってくる』『彼が苦手でしたが、今少しファンになりました笑』との賛辞が殺到。“あま~い!”でお馴染みの持ちネタがガッチリとハマり、男としての潔さまでもアピールできた格好ですね」(テレビ誌ライター)
しかし、それほどのレディーファーストの精神を持ち合わせていながら、なぜ東京~栃木間では発揮されず、“全然つまらないダジャレ”に走ってしまったのかは不明である。
(木村慎吾)