母親である工藤静香が娘でモデルのKoki,に殺到する仕事のオファーを断っていると、女性誌が報道したのはこの6月。「娘を芸能人にしない」「世界に飛び出したい娘の気持ちをわかっている」など、デキる母親ぶりが世間に認知された。
そうした一連の報道が、SMAP解散劇で悪者にされがちだったキムタクの名誉挽回にもつながり、両親の“良いとこ取り”と言われたルックスも相まって、Koki,の人気は急上昇。あっという間にインスタグラムのフォロワー数が100万人を超えるに至った。
ところが、そんな瞬時にストップ高になった好感度が、Koki,の足かせになりかねないという。
「このほど世界的ブランド『ブルガリ』のアンバサダーに、デビュー数カ月で異例の抜擢されたことが発表され、同じくしてCMギャラが同期のタレントらを全て追い抜くほど高騰しているという報道もされた。その大きな理由が知名度とSNSの発信力とのこと。しかし、この早すぎるサクセスストーリーに世間からは『うまくいきすぎ』『ただ親が有名なだけなのに持ち上げすぎでしょ』『思ってたのと違う』『世界に飛び出すってブランド知名度のことだったの?』など、違和感をおぼえている人も多いようですね」(女性誌ライター)
6月にファッション誌の表紙で登場したあどけないルックスに、「まあ可愛い」「順調に進んでいってください」「キムタクにそっくりで母性をくすぐられますね」と温かく見守っていきたいと思っていた女性たちも、あまりに早い展開に置いてけぼりを食ったような感じなのかもしれない。
まだ15歳。親の“七光り”も“逆七光り”も浴びているKoki,には、両親の力の及ばない“何か”をつかんでほしい。
(小机かをる)