スキンケアの疑問は、なかなか人に聞けないもの。そんな中でも、保湿剤として知られる「ワセリン」については、その使い方さえも知らないという人は多いのでは?
医学博士である小池弘人さん監修の「オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全」(サンクチュアリ出版刊)によると、ワセリンの原料は石油で、石油の不純物を取り除いて高純度に精製したものだそう。より高純度なのは、「白色ワセリン」と呼ばれているのだとか。
このワセリン、実は敏感肌にオススメといいます。肌を油分で覆うことで、「角質層からの水分の蒸発を防ぐ」「外部の刺激から肌を守る」などの効果が期待できるとか。手のひらで温めて薄く延ばすようにつけるのがコツだそうですよ。
皮膚科医の池田大志さんの著書「10万円のクリームより効く『何もつけない』美肌ケア」(マキノ出版刊)によると、ワセリンはごく少量を必要な部位にのみ使うのがいいのだそう。使う量はマッチ棒の頭くらい。肌に塗ってからティッシュで軽く抑えると、後のファンデーションにも影響が出ないそうです。
このようなワセリンの使い方、知っていましたか? 美肌のためにも、ぜひ賢く使ってみましょう!