今年は気温も湿度も高い夏で、身体への負担はかなりのものだったのでは? でも、まだまだ厳しい残暑が……。そんな毎日の中、夏バテのようなだるさを感じていませんか? 実はこれ、夏バテならぬ「秋バテ」かもしれませんよ。
麻布ミューズクリニックの名誉院長である渡邉賀子さんは、伊藤園のWebサイト「伊藤園『健康体』」の中で、「『夏バテ』とは夏の暑さで体力や食欲が低下し、疲れやだるさなどの不調が現れる暑気あたりのこと。通常は涼しくなってくると解消しますが、夏の生活習慣による冷えが原因で自律神経のバランスが乱れ、秋口になって症状が出る『秋バテ』もあります」と述べています。そして、秋バテによる疲労を回復させるためには、豚肉や色の濃い野菜を食事に取り入れるのがよいそうですよ。
また、健康保険組合連合会のサイト「けんぽれん」の健康コラムで、秋バテについて述べている産婦人科医の生駒美穂子さんによると、夏の終わりの時期になったら、身体を冷やす食事から温める食事に切り替えることを勧めています。
まだまだ残暑厳しい中、秋バテ予防のためにも、気を抜かずに、身体を冷やさないように、適度に疲労回復をしながら過ごしていきましょう!