脱退した流れを考えると、批判もやむなしか。
元AAAの伊藤千晃が8月21日、音楽活動を本格的にスタートさせることを報告した。
伊藤は17年3月に妊娠・結婚を理由にAAAを卒業していたが、今回、インスタグラムで「ご報告」として「いつも応援していただきありがとうございます この度、ソロでの音楽活動を本格的にスタートさせていただくこととなりました!」と報告。第1弾シングル「New Beginning」は9月5日からデジタルリリースされる。
伊藤は今回の発表の2日前からツイッターで「重大発表まで!!あと2日」と綴り、「あと2日」「あと1日」と書かれたパネルを持ってカウントダウン告知していたが、それが今回のソロ音楽活動の本格始動ということになる。
しかし、この伊藤の発表に対して、古巣AAAのファンの中には好意的にとらえてくれない人も多いようだ。
「16年12月に40代の実業家男性と結婚した伊藤ですが、交際に発展したのは16年6月頃。しかも、結婚を発表した時点ですでに妊娠3ヵ月ということでしたから、交際半年の超スピードデキ婚ということになります。それがグループ活動が落ち着いている時期であるのならばいいのですが、当時は現在AAA唯一の女性メンバーとなってしまった宇野実彩子とのユニット『MisaChia』を同年に始動させたばかり。伊藤の脱退により同ユニットのツアー中止もアナウンスされていますから、無計画すぎる脱退と判断され批判を浴びました。しかも、ツアー中止を謝罪したのは宇野の方ばかりだったことで、伊藤は一気にアンチを作った。そんな状況で、ソロ活動スタートというだけでもよく思わないAAAファンがいるのに、重大発表までのカウントダウンを投稿し、パネルを持つ写真で満面の笑顔を披露しているのですから、よけいにイラっとした人も多かったようですね」(エンタメ誌ライター)
実際、伊藤のSNSには批判的コメントが集まっており、ネット上にも「あ、そうなの? 勝手に始めてください」「よくソロ活動しようと思いましたね」「批判があるのも自業自得だよ」など、手厳しい意見が連打されている。
一方で宇野も10月から全13都市で初のソロツアーを開催予定。伊藤も考え抜いたうえでの本格始動だとは思うが、宇野のソロ活動の方を応援したいと思うファン心理は仕方のないところか。
(権田力也)