毎年夏の恒例番組となった「24時間テレビ」(日本テレビ系)。これまた恒例となっているジャニーズタレント主演によるスペシャルドラマは、今年は番組メインパーソナリティを務めたSexy Zone中島健人主演による「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎」が放送された。その中で、赤塚不二夫を演じた林遣都が一部で「日本テレビに利用された」と指摘されているという。
「石ノ森を演じた中島も赤塚を演じた林も、どちらも“ケント”という名前であることから、ドラマ放送前には“ケンティ”と呼ばれている中島が林を“ケンティ”と呼び、おそろいの“24時間テレビTシャツ”姿で仲のよさをアピール。ドラマが始まると、石ノ森や赤塚らが住んでいた伝説の風呂なしアパート『トキワ荘』の共同洗面所で“Wケンティ”がマッパではしゃぎながら水浴びをするシーンが。また、実姉の病死で漫画が描けなくなっていた石ノ森に赤塚が『好きだ』と恥ずかしそうでありながらも大声で告白した後、今の言葉は石ノ森自身も石ノ森が描く漫画も僕は大好きだから描き続けてくれという意味なんだと説明するシーンがあり、中島ファンからも林ファンからも、放送中から『尊いもの見られてシアワセ』『これは“おっさんずラブ”というか“おぼっちゃんずラブ”』『林の赤塚不二夫役がOL(おっさんずラブ)で演じた牧凌太と同等にイイ!』『Wケンティにやられっぱなし』など2人を絶賛する声が続出しました。ところがドラマ終了直後には『日テレは林のOL(おっさんずラブ)人気を利用した』といった批判的な声も出始めているようです」(女性誌記者)
近年放送された「24時間テレビ」の中で放送されるジャニーズタレント主演ドラマの中では「抜群に出来がよかった」と高評価されている同ドラマ。今回は林の貢献度も高かったようだ。