今あるジャニーズグループの中では、バラエティ班に振り分けられているKis-My-Ft2。特に派生ユニット・舞祭組(千賀健永、横尾渉、二階堂高嗣、宮田俊哉)はテレビのバラエティ番組で大活躍中だ。千賀はダンス、横尾は動物、二階堂は芸人、宮田はアニメと、得意分野があるのは大きな強み。笑い取ることも多い。そんな中、最近のテッパントークは29歳の宮田の“お母さん好き”ネタだ。
「ジャニヲタの間では、宮田の母親好きは有名です。今でも週に一度はランチをするほど、とっても仲がいい。キスマイとしてデビューした後、宮田くんは初めてひとり暮らしを始めましたが、いつでも母に会えるようにと、実家の近所にマンションを借りました」(スポーツ紙記者)
母親は足しげくそのマンションにやって来て、親子2人で部屋掃除。母がいなければ、宮田の暮らしは成り立たないという。アラサーの今なお親離れができていないため、メンバーからは「マザコン」と呼ばれている。だが、本人は強く否定。「お母さんが好きなだけ」と突っぱねる。そのかたくなな姿勢は、舞祭組のプロデューサー・中居正広に対しても変わらない。
「食事の席で、『おまえ、気持ち悪いな。マザコンだよ』と中居から言われたそうです。大先輩なので、さすがに言い返すことはしませんでしたが、マジでイラッとしたとか。『バズリズム2』(日本テレビ系)に出演したときは、『手、出そうになりました』と本音をこぼしています」(前出・スポーツ紙芸能記者)
キスマイといえば、11年にメジャーデビューしたわずか18日後、東京ドームで単独コンサートを開催。デビューから5年でライブの観客動員が200万人を突破している。いずれもジャニーズ史上最速記録。アーティストとしては輝かしい記録保持者だが、そのうちの1人が、アニメとお母さんが生き甲斐とは…。若い女性ファンが聞くとドン引きしそうだが、それを強引にキャラ化した宮田。意外と策士なのかもしれない。
(北村ともこ)