高視聴率を連発する好感度抜群のお笑い芸人・ウッチャンナンチャンの内村光良にとって、妻でフリーキャスターの徳永有美によるテレビ朝日看板番組「報道ステーション」への復帰は大きなマイナス要素となるかもしれない。
徳永アナは1998年4月のテレビ朝日入社以降、即戦力の人気アナとして局内の期待を一手に受けると、2001年には同局社員と結婚するも、後に「内村プロデュース」(テレビ朝日系)で共演していた内村との不貞が発覚し、夫とは2003年に離婚。2年後にはテレビ朝日からも退社し、内村と結婚していた。
その後しばらくの間は夫を支える内助の功に努め、テレビ番組での出演回数が減少傾向にあった内村を支え続けると、近年は彼がメインMCを務める「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)や「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)などが高視聴率を連発。また、柔和な空気感やトゲの無い進行ぶりから好感度も跳ね上がり、かつての“不貞芸人”イメージは完全に鳴りを潜めている状態だ。
「内村は視聴率も好感度も両方高いという今や敵なしの立場にありますが、妻の徳永アナが10月から『報道ステーション』にキャスターとして復帰することで、世間が忘れかけていた内村の“裏の顔”の記憶が蘇ってしまうかもしれません。今のご時世と、彼が略奪婚をした約13年前とでは不貞愛に対するバッシングの強さや敏感さがケタ違いですからね。すでに徳永はAbemaTVではキャスターとして復帰済みではありますが、地上波のニュース番組への復帰は、好調な内村の古傷を抉りだすことになりかねません」(テレビ誌ライター)
ネットにも「局の看板番組に休業してた元局アナを充てるって事が疑問なのに、更に不貞した方を起用する意図が不明」「イメージ悪かったの覚えてるとどうしても徳永起用は納得できない」などと疑問の声が満載だが、局側はそんな意見を無視しても“高視聴率男”内村の新番組を欲しているのだろうか。
ともあれ、今回の徳永のキャスター起用が、飛ぶ鳥を落とす勢いのウッチャン人気の足かせにならないよう祈りたいところだ。
(木村慎吾)