9月12日、都内のレストランでドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)の打ち上げが行われ、その席で挨拶に立った主演女優の石原さとみが涙ながらに謝罪したことが発売中の「女性自身」に報じられている。
「相手役・直人を演じた銀杏BOYZの峯田和伸が主題歌でもあるエルヴィス・プレスリーの『ラヴ・ミー・テンダー』をアカペラで熱唱するなど、打ち上げは終始盛り上がっていたようですが、最後に石原が挨拶に立つと雰囲気が一変。脚本家の野島伸司氏にオファーして今回のドラマを実現させたと熱く語った後、“視聴率が取れなかった”ことに対して『悔しい』『全責任は私です』『ご迷惑をおかけしました』と涙ながらに話した、とありました」(芸能記者)
「高嶺の花」の平均視聴率は、初回こそ11.1%と二桁を記録したものの、それ以降一桁台に低迷。打ち上げの行われた12日に放送された最終回こそ11.4%と最高視聴率を記録したものの、期待を裏切る結果となった。
「同時期に放送された、同じホリプロの看板女優・綾瀬はるかの主演ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)が最終回で今季最高視聴率19.2%をマーク。綾瀬の方が学年でいうと2つ年上とはいえ、つかこうへい演出の『幕末純情伝』を始め、数々の舞台で経験を積んできたという自負がある石原。悔しかったに違いありません」(前出・芸能記者)
しかし、石原の今回のドラマ出演を評価する声もある。
「石原は、去年主演して高い評価を得たドラマ『アンナチュラル』(TBS系)を始め、近年は原作ものではなくオリジナル脚本にこだわっています。一方綾瀬が主演した“ぎぼむす”は、人気四コマ漫画のドラマ化。それに比べ石原は、野島伸司氏と組んで“恋愛ドラマ離れ”といわれる昨今、果敢に挑んだことは女優として評価できるのでは」(エンタメ誌ライター)
冒頭の打ち上げの最後に、石原が口にした“ある言葉”がファンを喜ばせているという。
「実は石原は、今回を最後に“恋愛もの”を卒業すると放送前のインタビューなどで宣言していましたが、前言を撤回。“恋愛ものでリベンジする”と宣言して、出席者からやんやの拍手となったようです」(スポーツ紙デスク)
“怪我の功名”とはいえ、石原ファンは次回作にも大いに期待できそうだ。
(窪田史朗)