2018年を代表する新人アイドルとなりそうなKing&Prince(キンプリ)。5月にリリースされたデビューシングル「シンデレラガール」は、平野紫耀の主演連ドラ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の主題歌に起用され、CD不況といわれるこのご時世で、驚異の70万枚を売り上げるメガヒットとなった。
デビューシングルでは、06年3月に発売されたKAT-TUNの「Real Face」に続き、歴代2位だ。“花晴れ”は、嵐・松本潤主演の「花より男子」(TBS系)のその後を描いたとあって、注目度が高かったのも好セールスにつながった理由だ。
「“花男”は、嵐が国民的アイドルとなる大きな足掛かりになりました。その恩返しか、マツジュンは“花晴れ”に“あこがれの道明寺先輩”として、特別出演しています。そして『シンデレラガール』がお気に入り。友達にも『めっちゃいい曲だから』と宣伝していて、嵐メンバーにも移動車の中で、『いい曲なんだよ』と何度も聞かせたとか」(スポーツ紙記者)
嵐の最新シングル「夏疾風」は、第100回全国高校野球選手権大会の応援ソングであり、「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)のテーマソング。そのため、実際に5人で甲子園球場を訪れている。その移動の際、松本のリクエストで『シンデレラガール』が車のなかでループしていたようだ。
同じくキンプリをプッシュしているのは、V6の三宅健だ。
「三宅は、7月7日放送の『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)で、キンプリをリハからじっくり観たそうです。その後、ラジオで『(ジャニーズ)メドレーの全部のなかで、あの曲(シンデレラガール)がいちばん良かったと思うね。もうすべての曲のなかで、持ってくんだなぁって思いましたね』と絶賛しています。永瀬廉、高橋海人、平野とは舞台で共演していて、三宅は“花晴れ”ウォッチャーでもある。その心境はもう親のようだったのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
マツジュン、三宅のハートをがっちりつかんだキンプリ。すでにアリーナツアーを実現させ、10月には第2弾シングルが発売。この勢いのまま、年末には「紅白初出場」の冠も手に入れられるだろうか。
(北村ともこ)