フランス・パリのルーブル美術館で開催中の香取慎吾の海外初個展「NAKAMA des ARTS」に、「新しい地図」の同志である稲垣吾郎と草なぎ剛が駆けつけたことが話題になった。香取が寝る間を惜しんで完成させた絵画やオブジェが展示されている個展。10月3日までの期間限定だが、複合型アートイベント「ジャポニスム2018」公式企画の一環として、高い評価を得ているようだ。
「日本では、一流スタイリスト・祐真朋樹さんとの新ショップ『JANTJE_ONTEMBAAR』(ヤンチェ_オンテンバール)が、東京・銀座の帝国ホテルプラザにオープンしています。こちらはポップアップショップ(期間限定)ではないため、香取さんは春先から気合い満点。夢のひとつであった服のデザイン・制作にも携わり、デニムやロングコート、スカートをプロデュース。工場がある青森にまで足を運んでいます。店のお客第1号は、草なぎさんでした。ロングコート2着、デニム1着でおよそ30万円の爆買いです」(女性誌記者)
ロングコートは、総合アパレル企業であるSANYOの別注コラボ。草なぎは、香取のアート作品がパーツの裏地に活かされた10万円超えの逸品を2着も買った。また、デニムはブランドディレクションを務める有名スタイリスト・野口強氏を交えて商品化されたもの。こちらも、裏地で裾の折り返し部分が、香取のアートになっている。
「女性用スカートは、有名メーカー・ステアとのコラボ。香取が六本木ヒルズの展望台からスマホで撮った写真を、アプリで色加工・転写したデザイン柄の商品が大人気です」(前出・女性誌記者)
驚くのは、香取本人が24時間態勢で店内を監視している点である。店内には、イメージムービーを流している大きなモニターがあるが、その下に防犯&監視カメラがセットされている。この動画が、香取が個人で所有しているスマホと連動しているため、店内情報を常にチェックできるというわけだ。
元SMAP3人による“新しい地図”が立ち上がって、9月で1年が経過した。ジャニーズ事務所残留組の木村拓哉と中居正広とは異なり、3人はネット番組やCM、ラジオや舞台を中心に活動している。そのなかにおいても香取は、芸術的な才能をいかんなく発揮しており、頭ひとつ抜けた感がある。地上波バラエティ番組から遠ざかっても、意気軒昂な3人だ。
(北村ともこ)