9月25日、元横綱の貴乃花親方が電撃引退を発表。自身が内閣府に提出した告発状について、日本相撲協会から「事実無根」と認めるよう強要されたという貴乃花親方に対し、協会側は完全否定。真相はいまだに見えぬままだ。
この騒動を受けて、貴乃花親方の実兄である元横綱でタレントの花田虎上が26日にブログを更新。意味深なメッセージを残し、注目を集めている。
この日、貴乃花親方に関する問題でテレビ出演していた花田は「仕事が終わって帰宅。ホッとする時間です」と綴り、晩酌している画像をアップ。家族へのお土産のマンゴープリンや、自身の夕食の画像も投稿し、和やかなムード。だが、最後の文章が実に意味深だった。
「テレビの世界も人間関係で成り立っています。この世界で仕事をしている以上良い時は出て、悪い時は出ないでは仕事としての信頼はなくなります。どの世界も持ちつ持たれつの関係ですよね」と持論を綴り、「もう一踏ん張り」という言葉で締めくくった。
これに対して、読者も即反応。「花田さん、最後の文章すごくキュンときました」「人間関係大切ですね。ここができてないと対立構造ができてうまくいかなくなる」「弟さんが閉ざしているようなので、なかなか難しいですね」など、花田に同意するコメントが多数寄せられた。
「花田の言葉は自身の仕事に対する考え方であると同時に、弟へのメッセージとも考えられます。26日放送の『ビビット』(TBS系)に花田は出演していましたが、貴乃花親方に対し、『辞めたら終わりですから』『協会には残っていたほうがいい』と持論を述べています。そのためにも、今は立場が悪いが、協会に出向いて、しっかり話し合いをして、良好な関係を取り戻してほしいと願っているのではないでしょうか」(相撲ライター)
貴乃花親方問題に関し、“お兄ちゃん”の苦労はまだ続きそうだ。
(石田英明)