今やすっかり“怪優”としてお馴染みの俳優・佐野史郎が、9月24日に放送されたトーク番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)にゲスト出演。「勝手に語り継ぎたい“怪獣映画”」をテーマに、佐野の“怪獣映画愛”が炸裂した。
「佐野は、初めて怪獣映画でキングギドラを観た時の印象について『今でも覚えている。唖然として映画館でも声が出なかった』と、その時の衝撃について語っていました。他にも、『神話ですよ、怪獣そのものが神様なんだけど。僕の魂の祖国っていうのは、怪獣たちが住む国にあるね』などと熱弁を振るっています。またゴジラなどの怪獣映画は東宝の制作ですが、やがて仮面ライダーなどのテレビシリーズがヒットして東映が主流になってくると、当時『(東宝愛が強すぎて)東映に嫉妬した』とまで明かしていました」(芸能記者)
佐野は2014年4月に新宿高島屋で行われた「円谷英二 特撮の軌跡展」のオープニングセレモニーに出席した際、そこでも「円谷さんの作品を最初に受け止めたのは昭和37年の『キングコング対ゴジラ』。圧倒された。『ウルトラQ』がはじまった時には、これで毎日怪獣が観れる!やったー!と思った」と熱く語っている。
「そうした思いが届いたのか、佐野自身も『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』(2001年)、『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)に出演。また、過去には『ゴジラに出演して欲しい俳優アンケート』で1位に輝いたこともありました。佐野にとっては、まさに趣味と実益を兼ねた映画出演になっていたようです」(映画ライター)
そんな佐野の夢は、ゴジラ映画で博士役を演じることだという。
「佐野は今年、63歳にしてドラマ『限界団地』(フジテレビ系)でドラマ初主演。冬彦さんを上回る怪演ぶりを披露して話題を呼びました。佐野がゴジラ映画で、一体どんなマッド・サイエンティストを演じるのか、ゴジラファンの間でも関心の高いところです」(前出・映画ライター)
熱過ぎる“怪獣愛”で、夢を叶える日は来るのか!?
(窪田史郎)