10月1日深夜放送のラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、タレントの伊集院光が、師匠である落語家の三遊亭円楽が初期の肺がんであることを発表したことにショックを受け、師匠の家にお見舞いに駆けつけたことを語った。
「伊集院は、円楽師匠が楽太郎だった頃に弟子になっているんです。がんという報道を聞き、大げさにするのもいけないと思いつつ、メールでは失礼だからと、自宅へお見舞いに。ところが、円楽師匠は伊集院の自宅近くである後楽園ホールに『笑点』(日本テレビ系)の収録に出かけていて不在だったそうで、おかみさんと話をして帰ったのだそうです」(芸能ライター)
おかみさんによると、がんは初期の初期で、治療するのに、公演などを休演しなければならないため、きちんと公表したほうがいいという判断がなされたのだという。
「一般の人であれば初期のがんや病気は近しい人にしか公表しなかったりしますよね。有名税といえばそれまでですが、芸能人の場合は隠すと病気が重いのではないかなどと騒がれてしまいかねないので、初期段階でも公表したのでしょう」(前出・芸能ライター)
春風亭小朝はブログで、いつも秋にする定期検診の予約を早めに入れようとスタッフが動いているなど影響を受けていると書き込んでいる。円楽の発表に触発されて検診を受ける人が増えているのだとすれば、非常に意味のあるがん発表であったと言えよう。
(伊藤その子)