平昌五輪で2連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦選手。日本中を感動の渦に巻き込んだあの大会に臨む際の心境が明かされ、改めてファンを感動させている。
「日用消費財メーカーP&Gの会員サイトで定期的に羽生選手のインタビューが掲載されているのですが、その中で羽生選手は五輪に臨む際に何を感じ、何を考えていたのかについて答えています。それが『大丈夫だから、安心して』という気持ちで五輪の会場に入ったというもの。みんなが心配しながら応援してくれているという気持ちがひしひしと伝わったそうで、その気持ちを受け止めて『ちゃんと帰ってきたよ、という気持ちで滑れたら‥‥』と思っていたそうです」(女性誌記者)
足の状態が簡単にはよくならない中、大きな不安を抱えて臨んだ五輪。そんな時にも、ファンのことを気にかけていたという羽生選手のコメントに「苦しさをファンへの感謝で乗り越えてきたと考えると泣けてくる」「こんなに気にかけてくれていたなんてファンは世界一幸福」といった声も。
「羽生選手はファンへの思いが人一倍強い選手なんです。まだこんなに人気がブレイクする以前には、ファンレターにはきちんと手書きで返事を書いていましたし、会場の外で出待ちするファンには『ありがとうございました。また応援よろしくお願いします』などと挨拶してくれるんです。当時からのファンは、四六時中注目されるようになって、気遣いが疲れにつながってしまうのではないかと、逆に気を揉んでいるのだとか」(前出・女性誌記者)
「ファンの応援が力になるということは本当にある」とも語っている羽生選手。いよいよ始まる2018‐2019のシーズンも、ファンの応援を力に変えて、華麗なスケートを見せてほしいものだ。
(芝公子)