今期のフジテレビ月9ドラマ「SUITS/スーツ」で主役を演じている織田裕二が、特番で共演した坂上忍に激怒していると、10月16日発売の「女性自身」が報じた。
10月1日に生放送された「FNS番組対抗 オールスター秋の祭典 目利き王決定戦」でのこと。同局のレギュラー番組や新ドラマなどの番宣を兼ねた特番で、このMCを務めたのが坂上で、織田も出演していた。番組冒頭に坂上が「この番組、織田が出てくれるってなって、スタッフ全員ビビってる」と、織田を呼び捨てで紹介したことは既に報じられているが、同誌によると、じつは番組の事前打ち合わせでは「織田をイジらないでくれ」という申し入れがあり、その禁を坂上が破ったというのだ。この件はネット上でも「司会者がゲストを呼び捨てにするな」など、不快感を覚えたという意見が多数あった。
芸能ジャーナリストも「織田の怒りは当然」だと援護する。
「実はこの2人、91年公開の映画『就職戦線異状なし』で共演しているんです。織田は主演、坂上は3番手でした。この撮影中、金子修介監督から織田へのダメ出しはなかったのに、坂上には“もうちょっと自然体で”などのダメ出しがあったそうです。2人は同じ年の生まれですが、俳優歴としては織田よりも子役出身の坂上のほうが上。坂上としてはこの指摘に納得がいかなかったようです。仮に、その時の遺恨があったとしてもゲストを呼び捨てはないですよね」
実績はあっても演じる役どころの格では織田のほうが一枚上手。思わぬところで嫉妬心が出てしまったのかもしれない。