10月24日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)に出演した元DA PUMPのYUKINARIが、激太り時代のエピソードを披露した。2008年にDA PUMPを脱退してからは暴飲暴食が続き、30キロ太ったと明かしたYUKINARI。ここで太ってて困ることを訊かれると、「グーグルで“YUKINARI”って検索すると、彦摩呂さんがトップに出てくるんですよ」と明かしたのである。
たしかにYUKINARIが言う通り、番組翌日の時点でもグーグル検索では真っ先に、食レポタレントの彦摩呂がトップに表示される。クッキリした二重もあいまって、激太り時代のYUKINARIが彦摩呂と瓜二つなのは否めないが、なぜこんな誤表示が発生するのか。IT系のライターが解説する。
「グーグルで人物名を検索した場合、無数にあるウェブページをAIが解析したうえで、本人に最も関連性が深いと判断された画像が表示されます。その際にはPV数の多さも重要な判断基準となり、YUKINARIの場合は『彦摩呂とそっくり!』という内容のウェブページが最も目立っていたのでしょう。同様のケースは珍しくなく、タレント本人がグーグルに抗議すれば修正されるものの、なかなかそこまで至らないようです」
この手の間違いは、本人の画像があまりウェブサイトに掲載されていない場合に発生しがちだという。その典型例が、ウェブへの画像掲載をかたくなに拒んできたジャニーズのタレントだというのだ。
「有名な例は、木村拓哉で検索すると元フジテレビの長谷川豊が表示されるケース。これは長谷川が木村を《日本最高のスーパースター》と評したという記事が元ネタのようです。次に、Hey!Say!JUMPの中島裕翔では菅田将暉が表示されるのですが、これは映画『ピンクとグレー』で共演したから。そして櫻井翔ではなぜか、慶大ラグビー部で活躍した弟の画像が出てきます。あとユニークなのは手越祐也で、なぜか画像ではなく本人のイラストが表示。そして堂本剛はかつて、とろサーモンの久保田かずのぶが表示されていましたが、最近ようやく修正されました」(前出・IT系ライター)
ほかにもそっくりさんのほうが表示されてしまう例として、オードリーの若林正恭や元アリスの谷村新司らが挙げられる。もし資料などを作るために芸能人を検索する際には、本人画像かどうかのダブルチェックが必要になりそうだ。
(白根麻子)