10月30日、テレビ朝日の定例社長会見で、今年4月期に放送された連ドラ「おっさんずラブ」について、海外進出の可能性があることが発表された。
このドラマは、田中圭が演じる春田創一が、吉田鋼太郎が演じる職場の上司・黒澤武蔵と、林遣都が演じる職場の後輩・牧凌太、2人の同性から愛の告白を受け、とまどいながらも少しずつ関係を紡いでいく、ピュアな恋愛ストーリー。放送中から、特に女性視聴者から熱い支持を受け、10月25日に行われた「東京ドラマアウォード2018」では、グランプリ、主演男優賞(田中圭)、助演男優賞(吉田鋼太郎)の3冠の快挙を達成している。
「現在のところ、続編やスピンオフについて検討はしているものの具体的に発表できる段階には至っていないのだとか。しかし、販売を含めた海外展開については、東南アジアをはじめとして大きな話題となっているようで、ビジネスチャンスととらえているようです。このニュースに、ネット上でも作品のファンと思しき人たちが『生々しさも差別的な示唆もなく、明るく笑える同性愛ドラマに世界がどんな反応示すか見てみたい』『アジアだけじゃなくて、欧米でも興味を持つ人はいるはず』といった期待の声のほか、海外進出よりも先に続編を求める声などが書き込まれています」(芸能ライター)
同性愛としてよりも、人間愛のコメディドラマとして広く認知された「おっさんずラブ」。3人が再び“胸キュン”させてくれる日は、やってくるのか。