注意喚起も空しく、ファンマナーは悪化の一途をたどっている。
関ジャニ∞の大倉忠義が11月8日にファンサイトのブログを更新。一部ファンの過剰行為に苦言を呈している。
大倉は「賛否あるだろう事をわかった上で書かせていただきます」と前置きした上で、一部ファンが執拗に追いかけ、一般人に体当たりをするほか、カバンの中に物を入れるなどルールを守らない人がいることを説明。さらにプライベートで訪れた飲食店での食事でも、駅などでいつも見かけるファンが横のテーブルにいたりすることもあって「ストーカー行為ではないのか」と訴えている。
今までは無視を貫いていたという大倉だが、すでにその我慢も限界を迎えようとしているようで、「ストレス以外のなにものでもない」「寿命が縮まっているのではないかとも感じる」とも綴っており、最後には「普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ」と漏らして、ブログを締めている。
「9月にはジャニーズの新人グループ・King & Princeのメンバーが乗車する新幹線に、ファンが殺到してJR仙台駅で6分の遅れが出る騒ぎが発生して全国ニュースに取り上げられました。迷惑行為が公となり、一部の迷惑なジャニーズファンも改心するかと思いきや、10月には新潟でのコンサートを終え、新幹線で東京駅に戻ったHey!Say!JUMPのメンバーを追い掛け回し、メンバーの八乙女光がマナー違反をするファンにブログで注意を呼びかけていました。ジャニーズの公式ホームページでも昨年9月に『大切なお願い』として、マナーに反する過激な迷惑行為をやめるようにお願いする内容が掲載されていますが、この状況ですから、大倉の訴えがそういった過激なファンに届く可能性は低いと言わざるをえません。スタッフにエアガンを発砲する輩もいるぐらいですからね」(エンタメ誌ライター)
ルールを守っているファンにとっては、違反行為をするファンが迷惑千万であることは言うまでもない。どうか自分が大好きなメンバーを精神的に苦しめていることに気付いてほしいものだ。
(権田力也)