長澤まさみが家賃60万円の高級マンションに引っ越したという。11月15日発売の「女性セブン」によると、同マンションはかつてとある皇族が所有していた由緒ある物件だとか。住民には外国人や企業の社長など落ち着いた人が多く、女性の一人暮らしはおそらく初めてだというのだ。そういった高級物件について、都心の住宅事情に詳しいライターが指摘する。
「賃貸マンションはお金さえ出せば誰でも借りられそうに思いますが、物件によっては審査が必要な場合も多い。高級マンションのオーナーには親や祖父母から物件を受け継いでいる富裕層が多く、彼らが気にするのは空室率よりも、物件自体の評判です。それゆえ金を持っていても怪しい夜の仕事だったり、新興IT企業の成金社長などは審査で落とされるケースも少なくありません。最近の例では、30代のベンチャー企業社長が部屋を借りようとして断わられるも、老舗企業を経営する父親に保証人になってもらい、無事に借りられたという話を聞きましたね」
そういう物件では、芸能人は浮き草稼業として審査落ちするケースも少なくないという。しかも女性の一人暮らしは例がなかったという物件で、なぜ長澤は無事に入居することができたのか。スポーツライターが指摘する。
「長澤の家庭環境が理由でしょう。長澤の父親は元サッカー日本代表で、ジュビロ磐田の初代監督を務めた長澤和明氏。ジュビロの後にも数々のプロチームや高校・大学で監督を歴任し、現在は地元の浜松で少年サッカースクールの総監督を務めています。そして長澤氏が活躍したサッカー界は皇族とも縁が深く、現在の日本サッカー協会名誉総裁は高円宮妃久子さまが務められており、名誉総裁のお立場で今年のロシアW杯にも観戦に行かれたほどです。それゆえマンションのオーナーにとっての長澤は、女優というよりも『サッカー界の大物のご令嬢』という認識になるのでしょう」
そんないわれのある物件ゆえに、長澤は他の芸能人にマンション内で会うこともなく、仕事を忘れてプライベートを満喫できるのかもしれない。
(白根麻子)