俳優が映画、ドラマの“宣伝”で情報番組やバラエティなどに出演することは多いが、池松壮亮が11月25日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)で、その番宣についてのグチを赤裸々に語り話題を呼んでいる。
この日の「ボクらの時代」は池松と蒼井優、太賀の3人の対談だったのだが、SNSについての話題になると池松は「ない方が絶対にいい」と断言。理由を「自分の言葉を使わなくていいから俳優やってる」とし、さらには舞台挨拶でも「なんか嘘つきたくなる」と胸中を語ったのだった。
「実際に舞台挨拶で“嘘”をついたこともあるそうで、『どうせ俺つまんないし』と、闇の部分まで見せていましたが、これにネット上では《そのままでいい》《本業がしっかりしてるから大丈夫》といった、同情する声が殺到しました。しかし、確かにドラマでも映画でも、PRに駆り出されることを嫌がる俳優は多いのですが、発生するギャラにはPR代も含まれる。ましてや、池松のような若手はワガママは許されない。面倒でしょうが、自分が出演した作品を売りたければ少々おバカになるしかありません」(映画制作関係者)
文句は大御所になってから言うしかなさそうだ。
(鈴木十朗)