女優の柴咲コウが、来年の春にWOWWOWで放送されるドラマ「坂の途中の家」で主演を務めることが発表されたが、この役どころに早くも賛否両論が巻き起こっている。
同ドラマの原作は、直木賞作家・角田光代氏の同名小説。子供を虐待死させた女性の裁判に裁判員として参加する、母親の心情を描いている。
「柴咲が演じるこの母親も3歳の娘を持ち子育てに悩む立場で、かなり重い役柄です。彼女はドラマ主演自体が昨年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』以来、2年ぶりとなることから、かなりの力の入れようで撮影に臨んでいるとのことです」(芸能記者)
このニュースにファンの間では「今から春が楽しみ」「それならWOWWOWに入っちゃうかも」といった声があがったのだが、一方で多かったのが「母親の役が似合わない」「観ている側は感情移入できるのか?」といった意見だ。
「もちろん柴咲は結婚もしていないことから“母親”といったイメージは薄い。実際に第一報の触れ込みが“初の母親役に挑戦”だったのですが、どの役の時を指すのか演じたことがあったため、後に所属事務所が訂正したほどです。それだけに柴咲も、新規開拓の意味で相当なプレッシャーを感じているようです」(女性誌記者)
昨今は実業家としても活躍する柴咲。その勢いでネガティブな反応を吹き飛ばすことができるか。