江角マキコが芸能界から消えようとしている。レギュラーを務めていた「バイキング」(フジテレビ系)、「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)のコーナー企画「ゴチになります!」から降板。残るは司会を務める「私の何がイケないの?」(TBS系)だが、こちらも4月の改編を前に終了する方向だという。
江角のつまずきは、2003年に「国民年金保険料納付キャンペーン」の広報イメージキャラクターとして起用されたことから始まった。しかし翌年、江角自身17年間に及ぶ国民年金保険料の未納が明らかとなりイメージダウン。シャンプーや頭痛薬のCMまで失う形となった。
その後は、子育てに専念する時期を経て、06年にNHKドラマ「マチベン」で弁護士役を好演し女優復帰を果たした。また、09年から「ゴチ──」のメンバーとなり、バラエティ番組に進出。それまでの強いイメージだけではなく、ゲームに負けて悔しがる姿や勝ってハシャグ姿など、かわいらしい一面も見せ好評を得ていた。
しかし、14年に長嶋一茂宅への嫌がらせが発覚。自身のブログで釈明するも、子供の同級生から猛反論を食らう結果となった。
江角の今後はどうなるのだろうか?
「主演ドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)で高視聴率をたたき出した江角を、脇役に使うのは難しいですね。スペシャルでなら脇もありますが、連ドラとなるとね。いっそ、稀代の悪女とかも考えられますが、49歳という年齢では難しい。女性層にアンチが多いことを逆手にとって、意地悪な姑役で再ブレイクを狙うのがいいのではないでしょうか。もしくは、藤原紀香のようにボランティアに精を出して、イメージアップを図る手もありますが、キャラ的にそういうことはいっさいしそうもないですね」(芸能ジャーナリスト)
江角自身はどのような方法で起死回生を図るのだろうか‥‥。
(李井杏子)